JICA BLUE Academy
社会起業家育成伴走プログラム
ビジネスプランを創る
「JICA BLUE Academy(社会起業家育成伴走プログラム)」は、選抜された約20名のJICA海外協力隊経験者が、ビジネスのプロたちとのブラッシュアップ会や仲間との討議、第一線で活躍する起業家からの起業家講座等を通して、社会課題解決の本質に切り込むビジネスプランを完成させる3ヶ月間のプログラムです。8月より開始する2期については、アフリカを重点地域としておりますが、アフリカ地域以外や日本国内でのビジネスプラン策定をお考えの方もぜひご参加ください。

募集・選考
募集期間:2025年7月11日~8月6日
オンライン説明会開催
※エントリーにあたって説明会の参加は必須ではありません。
キックオフ@東京 8/26(火)
ソーシャルビジネスの作り方・社会起業のイロハを学ぶ
※現地での参加が難しい方はご相談ください。
オンラインプログラム 前期 9/1(月)~9/29(月)
[社会問題の本質に迫るソーシャルコンセプトの作成]
- ・ソーシャルコンセプト作成・クラス討議
- ・起業家講座
- ・ソーシャルコンセプトブラッシュアップ会
中間発表@ハイブリット 10/4(土)
※現地での参加が難しい方はオンラインで参加いただけます。
- ・ソーシャルコンセプトとアイディアレベルのビジネスコンセプトの発表
オンラインプログラム 後期 10/6(月)~11/10(月)
[ソーシャルコンセプトを元にビジネスコンセプトを作成 コンセプトからビジネスプランの構築]
- ・ビジネスコンセプト作成・クラス討議
- ・収支計画作成
- ・ビジネスコンセプトブラッシュアップ会
最終プラン発表@東京 11/15(土)
3ヶ月の集大成のビジネスプラン発表
※現地での参加が難しい方はご相談ください。
Point1
社会課題起点の
起業メソッド
世界13ヵ国で50の社会課題解決型事業を立ち上げてきたボーダレス・ジャパンの独自メソッドを活かし、社会課題の本質を捉えた事業づくりに取り組めます。
Point2
ビジネスのプロである
メンターの伴走
さまざまな分野で活躍する起業家やビジネスのプロが、専属のメンターとして事業づくりをサポート。ブラッシュアップ会を開催しアイデアを形にするアドバイスを行います。
Point3
修了後も続く
コミュニティ
プログラム修了後も、先輩起業家との起業相談会や、フォローアップ研修等を実施。プログラム修了後もつながりを継続できるコミュニティを創出します。
1期生の感想
「いつかやれたら」を「自分がしなくては」という
決意に変えてくれた3ヶ月になりました。
当初は日本からできることに限界を感じ消極的でしたが、現地に行かずとも多くのことが可能だとプログラムを通じて気づけました。ヒアリングによるニーズ調査やSC/BCシート*を使ったプランニングなどに時間を費やすにつれ前向きになれました。
*ボーダレス・ジャパンが提供するビジネスプランを策定する際に使用するシートです
様々な起業家の方々のお話を深く伺うことができ
大きな刺激となりました。
起業においてモチベーション、思考、哲学の重要性を改めて強く感じていたため、様々な起業家の方々のお話を深く伺うことができ大きな刺激となりました。 多様な業界や専門分野のメンターから、同じプランに対しても様々な意見が得られ自身の考えを深める良いきっかけとなりました。
本当にやりたい事、背負いたい人達が明確になりました。
最初はとりあえず受けてみようという気持ちで受講していました。 しかし学ぶ内容、メンター、伴走支援が大変手厚く、プログラムを修了した今では、起業に対する本気度が格段に上がりました。
メンター・講師

代表
小松 航大 氏

代表取締役社長
青山 明弘 氏

代表取締役社長
吉田 照喜 氏

代表取締役
伊藤 綾 氏

マーケティングディレクター兼
クライアントパートナー
榎本 佳代 氏

創業者兼従業員
中川 雅也 氏

代表
山田 拓 氏

代表取締役
寺尾 忍 氏

代表取締役社長
山口 豪志 氏

大塚 智子 氏

代表取締役
原口 瑛子 氏

代表取締役COO
鈴木 雅剛 氏

甲田 恵子 氏

代表
小松 航大 氏
1998年5月、香川県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。WASSHAを経て、2022年に株式会社ボーダレスジャパンに参画。社会課題領域に特化した掲載手数料0円のクラウドファンディング「For Good」の創業に携わり、2023年より代表に就任。ForGoodは、あらゆる分野での社会課題へ取り組むプロジェクトを数多く支援し、累計支援総額は20億円を突破。世界30カ国を旅した現役バックパッカー。

代表取締役社長
青山 明弘 氏
1990年神奈川県出身。学生時代に訪れたカンボジアで、内戦経験者へインタビューをきっかけに、ソーシャルビジネスで戦争・紛争解決、被害者の支援を志す。新卒で株式会社ボーダレス・ジャパンに入社。東京のボーダレスハウス事業部で1年半、その後ボーダレスハウス台湾支店の立ち上げへ。2017年、日本へ逃れてきた難民のために、ピープルポート株式会社を創業。同社代表取締役代表に就任。環境負荷ゼロ、難民ゼロを目指すエシカルな再生パソコンブランド「ZERO PC」の販売を通じて、事業の拡大を図っている。

代表取締役社長
吉田 照喜 氏
1982年長崎県生まれ。大学卒業後、株式会社ミスミに3年間勤務。2007年から株式会社ボーダレス・ジャパンに参画し、シェアハウス事業、ハーブティーWEB通販事業で事業立ち上げを経験を積む。2017年ゴミ削減をテーマに「こども用品大型リユースショップPOST&POST」を創業。2024年4月現在、福岡で4店舗展開中。ボーダレス・カンパニオを牽引する社会起業家の一人。

代表取締役
伊藤 綾 氏
1985年 新潟県生まれ。大学時代に、バブル期に開発されたリゾート地の現状を見て、「まちづくりで地方を元気にしたい」という志を持つ。慶應義塾大学卒業後、(株)日立ソリューションズを経て、イオンモール(株)にて地方の大型商業施設のリニューアルや閉店業務に携わる。人口減少で生活機能が落ちてしまう地方の行く末を案じ、まちづくりをビジネスにして解決できないかと、2019年2月に(株)ボーダレス・ジャパンの出資を受け、きら星を創業。「地方で暮らす人を増やし、消滅可能性都市をなくす」をミッションに、新潟県で移住促進事業を中心に地域活性に取り組んでいる。ボーダレスグループのOB。

マーケティングディレクター兼
クライアントパートナー
榎本 佳代 氏
大学卒業後、株式会社オプトに入社し、2019年より執行役員として広告代理事業のマネジメントに携わる。2021年2月に退任。2021年より株式会社コマースOneホールディングス及びエネサイクル株式会社にて事業企画開発を担当。現在はエール株式会社のクライアントパートナー兼マーケティングディレクターとして、対話を通じて企業も働く人々もそれぞれの持ち味とポテンシャルを発揮する組織づくりの支援に従事。

創業者兼従業員
中川 雅也 氏
1983年和歌山県生まれ。大学卒業後インドネシアのスラバヤで貿易の仕事を2年半経験し、地元にUターン。2008年地元森林組合に就職。2016年に『育林は育人』という社訓とともに株式会社中川を創業し、2017年に就職。『木を伐らない林業』を提唱し、現在30人の従業員と山を育てている。2020年に株式会社GREEN FORESTERSを創業。現在は相談役を務める。創業8年で自社から7人が9都県で起業。自社開発ドローンを活用し、地域で拾えるドングリからオーガニックな苗を作り、持続可能な『あたりまえ』を林業で目指している。尊敬する経営者はトトロとマイク・ワゾウスキ。

代表
山田 拓 氏
(株)美ら地球CEO。自社事業イナカを求める外国人向け1ストップ・ソリューションSATOYAMA EXPERIENCEのプロデュースに加え、地方部各地における地域資源を活用したインバウンド・ツーリズム関連を中心とした多くの事業開発に従事。国内外の自然フィールドをこよなく愛し、トレッキング、バックカントリー、自転車旅などを趣味とする。内閣官房地域活性化伝道師。(一社)山陰インバウンド機構 山陰DMOアドバイザー 著書:「外国人が熱狂するクールな田舎の作り方」(新潮新書)

代表取締役
寺尾 忍 氏
1977年12月2日、福井県越前市(旧武生市)生まれ。2000年 福井工業大学 建設工学科を卒業し、3年間県内の設備工事会社に修行。2003年、寺尾水道(株)※現テラオライテック(株)に入社、2009年、代表取締役社長に就任する。2019年、社長を弟に譲り、自身は2020年にテラオホールディングス㈱設立 CEOに就任する。社会課題の解決と経済成長の両立を基本理念に、持続可能な社会づくりを目指し、祖業の設備工事業以外にも介護、アパレル、飲食、教育、途上国のインフラ整備支援事業に至るまで幅広く展開している。現在はJOYLET(水と衛生関係のNGO)理事、(一社)日本カーボンニュートラル協会の理事長も務めている。

代表取締役社長
山口 豪志 氏
株式会社54代表取締役社長 1984年1月5日生。岡山県岡山市出身。2006年からクックパッド株式会社にて、広告事業・マーケティング事業の創成期より参加、2009年の同社IPOにトップセールスにて貢献。12年より3人目の社員としてランサーズ株式会社に参画し、ビジネス開発部部長、社長室広報チームリーダーを歴任。15年5月に株式会社54を創業。2019年8月、IY Holdings株式会社を創業し取締役会長。 2021年10月より投資先の企業群の支援をしている。著書に『0 to 100 会社を育てる戦略地図』(2017.11 ポプラ社)、『逆境のビジネス略歴~山口豪志編~』(2019.1 デザインエッグ社)がある。

大塚 智子 氏
福岡県出身。ソフトバンクグループにおいて人事・検証エンジニアとして7年間勤務した後、Mistletoe株式会社においてIncubation Producerとして4年間、起業家の方々のサポートに従事。現在は、無農薬・無肥料で育った茶葉を取り扱うLahuka, inc.の事業推進を主軸とし、キャリアコンサルタント・心理士として、企業研修や起業家の方々のサポートも行っている。誰もが希望を持って生きられる世界を目指し日々邁進中。

代表取締役
原口 瑛子 氏
熊本県生まれ。高校時代に「ハゲワシと少女」の写真を見て「世界の貧困をなくす」という志を持つ。早稲田大学卒業後、サセックス大学開発学研究所にて貧困と開発修士課程を修了。2010年国際協力機構(JICA)に入構、国際機関との連携事業や中南米地域の円借款事業などを担当。2015年ボーダレス・ジャパンにジョイン、2017年ビジネスレザーファクトリー(株)代表取締役社長に就任。バングラデシュの貧困問題解決に取り組み、バングラデシュで700人以上の職人を雇用、日本で150人の仲間と16店舗を展開。2022年ビジネスレザーファクトリー(株)代表取締役社長を退任。同年、西アフリカのブルキナファソに渡り、テロの影響を受けた女性たちの雇用創出事業に取り組んでいる。

代表取締役COO
鈴木 雅剛 氏
1979年生まれ、広島県出身。㈱ミスミ(現ミスミグループ本社)を経て、ボーダレス・ジャパンを共同創業。事業創出、ファイナンス等コーポレート部門、社会起業家のインキュベート、アクセラ等、数々のソーシャルビジネスの創出、成長に従事。また、社会起業家が集い、ノウハウ、資金等関係資産を共有し、ソーシャルインパクトを共創する共同体「ボーダレスカンパニオ」の仕組みづくりを追究。丸井グループサステナビリティアドバイザーや環境省事業委員就任など、企業や行政、教育機関とノウハウ/ネットワークを共有、協働を進め、インパクト最大化を推し進めている。

甲田 恵子 氏
大阪生まれ。米国留学を経て関西外大卒業後、環境事業団にて役員秘書と国際協力室を併任。2000年ニフティ株式会社に転職し海外渉外、広報・マーケティングを担当。在職時にビジネスモデル特許を多数発案。2005年4月に長女出産。復職後は上場・IR主担当を拝命。2007年にベンチャー投資会社ngi group株式会社に転職し、広報・IR室長に就任。会社都合で2009年に同社を退社し、同年11月株式会社AsMamaを創業し代表取締役社長に就任(現任)。2016年より、シェアリングエコノミー協会理事着任他、現在、総務省地域力創造アドバイザー、郵政民営化委員等政府委員や顧問等を務める。総務省主催「地域ICT活性化大賞2017 大賞・総務大臣賞」、日経新聞主催「日本サービス大賞優秀賞」他、ビジネスグランプリでの受賞歴多数。多数のメディアにも掲載されている。
応募要項
応募できる方
JICA海外協力隊経験者(帰国後原則20年以内)であること
社会課題解決を目的にビジネスプランを策定したい方
※特にアフリカ地域に貢献する事業創出を志す方(アフリカ地域以外や日本国内で事業創出を検討している方も応募可能です)
プログラム終了後の起業を目指す方 もしくは、既に起業しておりビジネスプランをブラッシュアップしたい方
原則、プログラム全日程に参加できる方
選考基準
社会課題を本気で解決したいという熱い思いがある
プログラム参加目的が明確である
本プログラム参加者と積極的に関わりを持ち、お互いにシナジーを発揮しようとする姿勢がある
開催日程
キックオフ:8月26日(火)10時~15時
中間発表会:10月4日(土)
最終発表会:11月15日(土)
オンラインプログラム前期:9月毎週月曜日(1,8,15,22,29日) 19時~20時30分
オンラインプログラム後期:10月~11月毎週月曜日(10月6,13,20,27日、11月3,10日)19時~20時30分
※日程や時間は変更となる可能性があります
選考フロー
2. 書類選考 / 8月6日(水)~8日(金)
3. 面接 / 8月12日(火)/ 18日(月)/ 19日(火)
※書類選考を通過した方には、別途日程調整のご案内を差し上げます
※面接はすべてオンライン(Zoom)で実施いたします
4. 面接選考結果のご案内 / 8月20日(水)
応募説明会の実施 ※参加は任意です
①7月17日(木)19:00~20:00
②7月30日(水)19:00~20:00
※上記参加が難しい方は申し込みフォームにあるアーカイブ動画をご視聴ください。
Q & A
- 参加費はかかりますか?
- 参加費は基本無料です。しかしキックオフや中間発表、最終発表は現地開催となります。旅費交通費は自己負担となりますので、ご了承ください。現地での参加が難しい方はご相談ください。
- アフリカ地域以外でビジネスプランを考えていますが、2期での応募は可能ですか?
- 2期の重点地域はアフリカですが、アフリカ以外の地域や日本国内でビジネスプランをお考えの方も、もちろんご応募いただけます。
- 海外からでも参加できますか?
- ぜひご参加いただけたらと思っております。基本はオンライン開催のプログラムをご用意しています。ただしキックオフや中間発表、最終発表などの機会を活用し、対面やハイブリッド(対面+オンライン)でのネットワーク構築支援もさせていただきますので、海外からの参加となる場合にはエントリー時にその旨記載をお願いします。
- 会社員をしています。働きながらJICA BLUE Academyを受講することは可能ですか?
- 可能です。プログラムページにて受講日時も載せておりますので参考にされてください。
- 参加できない日があるのですが、それでもプログラムに参加できますか?
- 3ヶ月と短期のプログラムなので原則、全日程参加していただくようお願いしております。どうしても難しい場合、講義は後日動画をご視聴いただきフォローアップ可能ですが、メンターとのブラッシュアップ会は振替えができませんのでご了承ください。※面談の際等にご相談ください。
- 年齢制限はありますか?
- 年齢制限は設けておりません。すでに会社経営されている方から、将来起業を考えている方まで幅広くご参加いただけるプログラムです。
- JICA BLUE Academyを修了後すぐは起業できそうにありませんが1年以内には起業したいと思っています。エントリーできますか?
- エントリーいただけます。修了時に起業を強制するものではありませんので、起業のタイミングはご自身で決めていただけます。
- BLUE1期生ですが、応募可能ですか?
- 原則応募は可能ですが、プログラムに参加したことがない方が優先となります。
- 1期で応募しましたが残念ながら参加できませんでした。応募は可能ですか。
- 応募可能です。