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【イベントレポート】ソーシャルビジネスで世界を変えるために必要な「力」とは?

2024.04.06レポート

2024年3月26日、東京・SHIBUYA QWSにて、JICAスタートアップハブオープン記念イベントが開催されました。このイベントは、JICA海外協力隊起業支援プロジェクトの一環で行われたもので、JICA海外協力隊経験者の知見とソーシャルビジネスの新和性、社会貢献のあり方について、熱い議論が交わされました。

当日は雨模様にも関わらず、JICA海外協力隊およびソーシャルビジネスに関心を持つ100名を超える参加者が集まりました。

いま「BLUE」が必要な理由とは?

JICA海外協力隊事務局長の橘秀治氏とボーダレス・ジャパン代表の田口一成氏が登壇し、JICA 海外協力隊 起業支援プロジェクトBLUEの重要性やソーシャルビジネスの可能性について熱く語りました。

特に、田口氏の「海外協力隊経験者は起業家の素質がある人たち」という言葉には多くの共感が寄せられていました。
”Be an Entrepreneur ーみんな立ち上がれー”
生き方として、誰かが想いのままに立ち上がることが応援される社会をつくっていく。
こんな生き方があるという希望のロールモデルを示していく。

BLUEが一つのきっかけになるようにと自身の経験を交えながらお話しました。
参加者からは、「本プロジェクトの取り組みにワクワクした」「BLUEの背景や『海外協力隊の起業』というキャリアモデルについて、短時間で学ぶことができた」「起業伴走プログラムにエントリーする決心がついた」という感想が寄せられました。

先輩起業家を交えたトークセッション
「世界を変えるために必要な力とは?」

第二部では、「ソーシャルビジネスで世界を変えるために必要な力とは」をテーマにトークセッションを行いました。登壇者は、Sunda Technology Globalの坪井彩氏、一般社団法人チョイふるの栗野泰成氏、SHIBUYA QWS 副館長の米山孝生氏、ボーダレス・ジャパン副代表 鈴木の4名。

実際に起業という選択肢を選んだ両名からのリアルな声と、これまで数多くの共創が生まれる現場を見てきた米山氏の言葉を受けて、参加者からは多くの質問が寄せられました。

会の終了時に取得したアンケートでも「エネルギーいっぱいの登壇者の方々と参加者のの皆さんの話を聞いて日本の未来は明るいと思えた」「熱量にインスパイアされました!」「本当にいい言葉に沢山出会えました」という感想をいただきました。

想いを言葉に、ネットワーキングの様子

イベントの終わりには、ネットワーキング・交流会の時間を設けました。「起業に興味がある」「キャリアについて話したい」「JICA海外協力隊に興味がある」という3つのグループに分かれて実施したネットワーキングでは、直接起業やキャリアについて相談、新たなビジネスのアイデアやプロジェクトについて参加者同士熱い会話が交わされていました。

JICAスタートアップハブオープン記念イベントは、多くの参加者、登壇者の協力の元、大盛況のうちに幕を閉じました。

あなたの想い、今こそ世界を変える力にしよう。

JICA起業支援プロジェクト「BLUE」はここからがスタートです。JICA海外協力隊経験者の皆さんの「想い」を形に変えられるよう尽力していきます。


JICA 海外協力隊起業支援プロジェクト「BLUE」とは?

JICA海外協⼒隊起業⽀援プロジェクト「BLUE」とは、JICA海外協⼒隊員の帰国後の社会還元⽀援を⽬的とした起業⽀援事業です。帰国後に、協⼒隊で培った経験を活かしビジネスを通して、⽇本の地域課題を解決し地域経済を活性化することや、海外の社会課題の解決に向けた動きなどが期待されます。

JICA海外協力隊経験者をはじめとし、1965年から現在に至るまで5万6千⼈以上(2023年12月時点)を派遣してきたJICAと社会起業家育成の知見を持つボーダレス、伴走支援を行う先輩起業家、企業、自治体など多くのステークホルダーと共に本事業を実施しています。

JICAスタートアップハブでは、期間中特設展示も実施しています。JICA海外協力隊を経て起業をしている10名の方々の挑戦をパネルで紹介しています。ぜひ、SHIBUYA QWSにお越しの際はご覧ください。


JICAスタートアップハブについて

JICAスタートアップハブは、「起業に興味がある!」と思った方を応援する起業支援スペースです。起業相談も受け付けておりますので、お気軽に申し込みください。

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